日銀ネット
日銀ネットは金融の国際化を妨げる日本経済のボトルネックのひとつだと思う。接続コストが余りに高く、よほどITリソースに余裕がある会社以外は直接接続が不可能だからだ。
国債発行残高はとどまるところを知らず未達・札割れを抑えるにはより開かれた入札を可能にしていかなければならない。そのためには新規参入コスト下げる必要がある。また円を多国間の決済通貨として広げる場合も同様だ。
日銀ネットのコストの高さ、利便性の悪さ(システム運用の立場から)は電文メッセージやそのやり取りの為のインフラが独自なものである必要性が全くないことから最終的にはSwiftの中に組みこまれ、消滅してく運命を予感させる。日銀はSwift参加者として、且つ国債と日本国通貨(これも一種の債権)を金融機関のために保護預かりする唯一の主体となるイメージだ。
Reference:
http://www.findai.com/yogo/0027.htm