Get Things Right

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2010-01-01から1年間の記事一覧

 発音 基礎固め1

先週は中国の個人レッスンを受けた。独学では発音が独りよがりになりがち。自分は中国語音の区別が未だ曖昧なため、今後の会話力とリスニング力にたいする土台に欠けてると危惧してのこと。英語の経験を言えば、リスニングでLとRの発音が完全に別物とは聞こ…

 CASA Account

CASAとはCAがCurrrent Accountで当座預金口座。SAはSaving Accountの略で普通預金口座。海外ではこの二つはあまり区別されていないため、あわせてCASA(カーサと発音) Accountと呼ばれている。日本では当座預金は利息がつかず資金決済専用で、普通預金は利…

 兵家と法家

論語(儒家)につられ、孫氏・呉氏(兵家)と韓非子(法家)も読んでみた。両者とも面白い。中国古典がこんなに面白いものだとは知らなかった。興奮冷めやらぬ前に、徒然と感想を書いてみる。孫子の兵法は理路整然。「自分の強いところで相手の弱いところを…

論語

紀元前500年頃の中国、中原の地。狩猟時代を遠に終え、自給自足で野に暮らし、農業を基礎に村落を形成していた時代。比較的大きな都市は文化・文明を支える国の中心となり、地方に役人を派遣していた。当然、ある役人が行くとよく治まり、ある役人が行く…

権威なき影響力

スイフトには定型フォーマット電文とフリーフォマット電文がある。フリーフォーマット電文はその名のとおりフリーフォマットなので、内容は自由。読んで見なければ何が書いてあるかわからない。何百人と作業分担をしている場合、誰がそのフリーフォマット電…

ニュートン

ニュートンは神の存在を信じていた。そして神の存在の証を世の中に見出そうと、異常なまでの情熱を燃やし、ついに天体の運動にシンプルな原理を見出した。その原理に従えば、未来の天体運動のみならず、過去の天体運動さえも見出すこともできる。そしてその…

正義の構築

トヨタの社長がブレーキ問題で、米国議会に招聘されたときの映像とその後のLarry Kingライブの映像を見たとき「ああ、これが政治なのか」と思うことがあった。それは・今回の件は運転手が悪いと思いますか? ・今回はジャパンバッシングだと思いますか?など…

国債暴落のとき 其の二 対策

国債暴落の危機は10年前からも囁かれていたるまだ来ていない。暴落とは突然くるものであり、誰かが国債を買い支えている限り起きない。誰がどこまで国債を買い支えるお金、そして意思があるのか。そんな情報は存在しない。存在するのは根拠のない楽観論。…

全銀システムのグローバル化 (zengin global案)

ATMで銀行振込みをする。振込先の銀行、支店名そして口座番号を打込めば即座に、振込先の名前が出てくる。日本では当たり前の風景だが、実はこれは物凄いことだ。相手先の銀行口座情報が、オンラインで確認できれば振込先の名義確認は振込み人ができる。シン…

 国際会計基準戦争  磯山友幸

会計基準は「利益」の定義に影響する。利益に影響すれば、税金、企業のあり方にもかかわる非常に重要なテーマだ。株式交換など、企業買収には株式が使用されれば、株式は「通貨」同様な役割を果たし、その株式の価値は会計基準に大きく依存する。会計基準の…

日本の銀行の生き残る道

ある日の朝、銀行の前に大きなバスが何台か止まっていた。社員全員が出社したころを見計らって総務がおもむろにお立ち上がり「弊行は投資銀行宣言をしますので、どこそこの部署は閉鎖します」と告げ、対象となった社員はバスに強制的に乗車させられた。残っ…

プレゼンの準備

久々にプレゼンをした。プレゼンは緊張する。多くの人を集めて、その人たちの時間を割いてもらう。興味をもってもらえるだろうか。理解してもらえるだろうか。自分では答えられない問いを繰り返す。自分の中に答えが見つからなければ、人に聞くしかない。自…

国債暴落のとき 其の一 原因

国債は暴落し、銀行は倒産する。その原因と過程を説明しよう。国債の価格は金利が上がると下落する。例えば100円の額面で5%の利回りなら、1年後に105円となる国債があるとする。ところが国債が5%では売れず、利回り10%で新規に発行されれば、…

プログラマー論 −インターフェイスの重要性

IT

Java開発者として働き始めたころ、なぜそこまで知っているのだろうと度々、ある同僚に対して疑問に思うことがあった。知るには前提として調べるための動機が必要だ。彼のその放っておいても、自分調べて、自発的に知識を積み上げる力はどこから出てくるのだ…

投資銀行と商業銀行

商業銀行の商品は“貸出”(loan)と“預金”(deposit)しかない。オプションを組み込んだ商品や、為替取引も扱っていることがあるが、基本的にはこの2つだけ。興味深いのは預金、貸出ともに顧客ビジネスなため、顧客が一般か裕福層もしくは法人か個人かで同一商品…

Expat

会社に住宅費等を払ってもらい、高給で働いている人のことをエクスパットという。自分も運良く、短期間だがサービスアパートメントという、朝食がでて毎日掃除に来てくれるホテルのような高級アパートに住んだことがある。そこはエクスパット御用達で、会社…

日本を救うたった三つの提言 

1. 税金を下げる。 世界を見渡しても、歴史を見渡しても税金を上げて経済が活性化した例はない。ならば税金は下げるしかない。2. 国民IDカードを交付して、政府の効率化をはかる 税金を下げるならば、行政は効率化しなくてはならない。世界で一番、資金…

香港の言語空間

香港に4泊してきた。初めての滞在。シンガポールと度々比較され、なんとなくシンガポールの未来が香港を通して見えるのではという気持ちを抱いていた。シンガポールは人口の拡大政策を続けており、近未来において香港のようになるという話を聞いたことがあ…

信用創造による経済拡大は、お金の拡大だけでなく実体経済において売手と買手の信頼関係構築でも達成できる

国際貿易の際、商品が船積みされてから目的地にたどり着き、買手が受け取るまでに時間差がある。その際、いつの時点で買手は売手に代金を支払うべきだろう。売手にしてみれば、お金を受け取るまでの時間が長ければ買手の倒産リスクが大きくなり、買手にして…

恐怖の連鎖と多様性への信頼構築

中国の歴史は、闘争の歴史でもある。春秋、戦国時代。三国時代然り。そして満州人、蒙古人、漢族などが熾烈に戦い合い、お互いに征服王朝を樹立してきた。最後に国を樹立したのも、毛沢東による国民党との武力による勝利の結果である。多くの中国人が現在の…

昇進する席 − 風水

自分の直属の上司は中国系、シンガポール人で風水が好きだ。曰く、オフィスで座る席にも、昇進する場所、しない場所があるという。昇進する場所とはまず、上司の顔が見える場所。上司が何を考え、何を期待しているか知ることのできる席。そして、窓を背にし…

勘定での利息金額の旅に見る経済

一ヶ月に一回支払われる利息でも、勘定単位では日々の利息がある。利息額0円から始まり日々積み立て、月末には支払い利息額と同額となる。この日々の利息額積み上げは1)Accrued Interest Payable という勘定で行われ、月末になれば2)Interest Payableに…