Get Things Right

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2012-01-01から1年間の記事一覧

リーダーシップ論

リーダーとは方向と勢いを与える人。方向については人に理解してもらうことが第一歩となる。 「理」という文字は玉と里。里は田と土で、耕して筋目をつける意。玉(石)に筋目をつけることが字源。模様がない玉の表面に筋道をつけるように、リーダーシップも…

ブッダ

死期を目前とし、人生はなんと美しく、甘美だとブッダは語った。彼は王族の生活と妻子を捨て、死ぬ寸前まで苦行をし、故郷の釈迦族は、彼がよく知る人々によって、滅ぼされるという運命を目のあたりとした。それなのに、何を以ってして「人生は甘美」という…

 台湾 その4 奉祠官

山東省の曲阜で孔子の直径は台湾にいると聞いていたので、同僚の台湾人に聞いてみると、誰も知らない。台南の孔子廟で衍聖公と書き、どこにいるのかと聞いてみると、もういないという。細かく聞くと、衍聖公というのは位であり、国民党という新しい政権がで…

 経済学雑感

お金をばらまけば需要が増え、消費が増え、一時的に経済は拡大する。だが、そこには持続性はない。バラマキをするには財源が必要であり、財源には限りがあるからである。単純な話に落とそう。ある島に2つの部族があり、一方は農業を営み野菜をつくり、片方…

 インド デリー・アグラ

同僚の結婚式に招かれて、家族でインドまで行ってきた。シーク教徒の結婚式に出席するのは人生に一度だけではないかと思う。本当に映画みたいだった。新郎が楽団に囲まれ、白い馬に乗って式場に到着する。楽団はラッパ隊と太鼓隊の2つあり、互いに競いあう…

 Efficiency and Effectiveness

同僚が教えてくれた話。2人のきこりが森で、道を作るために木を切っている。1人は一心不乱に木を切っているため早い。これをEfficiency(効率的)という。もう一人も頑張って木を切っているが、時折手を休めて周りをみ、進むべき方向が正しいのか確認してい…

文明の贈り物 その2 普遍性と伝播

インドにはヒンズー教と仏教があるが、日本に来たのは仏教でありインドに残ったのはヒンズー教。中国には道教と儒教があるが日本に来たのは儒教であった。自分はどうしてあるものは広く伝播し、あるものは強く根付くのか不思議に思っていた。結論を言えば、…

知財

アイデアがあり、ビジネスを立ち上げるにあたって、自分が出来るのにどうして他人が出来ないことがあろうかと思う。何人かのチームを組み、アイデアを盗めば、同じことは可能であること考えることは当然。知財は事業において排他性を確保する手段。だから事…

台湾その3 台南

台北が東京なら、台南は京都だよと同僚がいう。台南は台湾でもっと古くから開けた土地で、古くはオランダ人が要塞を築いており、鄭成功がオランダ人を破ってからは漢族が入植した。台湾の高速鉄道、高鐵で台北から1時間40分。台南は北回帰線より南に位置…

台湾その2 故宮博物院

最初に見たのは仏像。腰を少し曲げて、まさにインドのヤクシ象と同じポーズをとっているのを見て、インドの影響を感じる。 陶器、鉄器、銅器、翡翠、石器などの歴史物が展示されていたが、鉄器は錆びて、陶器は欠けたりして古いものと思えたが、石器、翡翠は…

台湾 その一 台湾人

台湾で一ヶ月働く機会があった。尖閣諸島の問題で新聞は騒いでいたが、台北の街は穏やかそのもの。台湾で印象に残ったの言葉が2つある。ひとつは「不好意思」。直訳だと「面白くないことですが」で「すみません」のような意味。ただ後ろを通るだけでも、「…

 稲盛和夫の実学 経営と会計

航空産業は畑違いにかかわらず、多くの著名人が予測していた、JALの2次破綻を回避させ、80歳を目前としてJALの過去最高の収益を実現させた。京セラ、KDDIを創業し、実績の上では文句なしの大経営者の稲盛氏。昔、会計の勉強をしているときに読んだ「稲盛…

文明の贈り物 その一 概念の限界と可能性 

足が速いことで知られるアキレスが亀と競争した。ハンディをつけるために亀はゴールから半分のところ(P1)からスタートした。アキレスはあっという間に亀がスタートした場所(P1)についたが、時間が経ったのでその間に亀は前に進みP1より前の場所(P2)に…

数学と政治について 演繹と帰納の視点から

現実は不定だ。物理学が見出したように、時間の流れは一定に見えても、観測方法を変えれば違う結論を現実は提供する。現在見えている現実は、どのような方法であれ、新しく見出される現実に常に上書きされる可能性を秘めている。またそのことが存在証明とな…

 インドネシア バンドゥン

知人が結婚するということで家族で、インドネシアのバンドゥンに行ってきた。街は山に囲まれ、火山のカルデラ湖の形そのまま。赤道の下にあるため、四季がなく、高地のため一年中、一定して涼しい理想的な気候。周りの山の中腹には別荘地が連なり、風もあり…

One Year Later

一年が経った。刻々と変わる状況のなか「これからどうなるんだろう」と未来に大きな不安を感じ、多くの人々の訃報に悲しみ、名も知れない人々の勇気ある行動に思いを馳せた、あの日から。絶望を前に人はたたずむ。しかし、体は動かなくとも、心の中では地殻…

昇進への(裏)道

Narrow Down Scope 科学的経営手法では、成功を目標にたいしての達成率で定義することも。目標は自分や人が立てたもの。だから目標を下げることは、自分のボーナスの金額を上げることにつながる。もちろん目標を下げすぎると、目標を立てた人の責任問題にな…

神への道

インド人の同僚が巡礼から帰ってきた。インドの神様は無数におり、そのほとんどが実在の人物。手から、銅像や金粉を手品のように出していたあのサイババも、既に神様の仲間入りとなり、お寺に祭られている。彼曰く、お寺には「ビザ(Visa 査証)」と呼ばれて…

Windows 7 がTime capsuleのワイヤレスネットワークにつながらない(備忘録)

IT

AppleのTime capsuleを導入したら、妻のPC(Windows 7 Home Premium)がネットワークに繋がらなくたった。古いPC(Windows XP)は繋がるのに。いろいろ検索をしていると、どうもセキュリティの設定を変更する必要があると判明。しかしWindows 7 Home Premium…

hopscotch

地面に丸を書いて、丸の中を飛び回る子供の遊び。日本のけんけんぱに相当。その他の遊びで、公園でひとりの子供がものを隠して、他の子供たちがそれを探すゲームをしていた。隠した子供は他の子供たちが、探し物の近くにいくと「Hot, hot, hot」と言い、離れ…