Get Things Right

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ABC American Born Chinese, Tone Def

台北で中国語を勉強するのに一番有名な大学は師範大学、略して師大。中国語を教えるには、その人のバックグランドにあった教え方が大事。例えば、日本人や韓国人は漢字の知識があるため、漢字はかなりの部分を省略する必要がある。

またAmerican Born Chinese、略してABCと呼ばれている人々は家でずっと中国語を話してきたため、話せるが書くことができない。この人達には漢字を重点的に教える必要がある。

中国語の難関は発音だが、四声が聞き取れない人をTone Def という。自分もその一人。知人の友達のドイツ人は6年間中国語をやって、Tone Defが治らなかったという。Tone Defの問題がない人もいるが、外国人は基本Tone Defだ。今は流暢に中国語を話しているスペイン系の知人も最初の一年間、ずっと中国語を集中的に勉強していてもTone Defだったという。自分が尊敬する中国語教師の一人、相原茂も自分がTone Defであった聞く。

自分がTone Def(四声が聞き取れない問題)を治す為に行ったのは

1.ピンズラー レベル1,2,3 これは耳だけを使う音声教材。全科9割以上を正解できるように、徹底的にやった。2年間近くこれだけ。
2.相原氏が最初の1000語彙はピンインだけで覚えるのも一つの手と、どこかで言っていたと思う。自分はLiving Language Chinese Complete Edition を使って、ピンインだけで中国語を勉強。丸暗記するまで繰り返した。
3.中国人との個人レッスンを受けて、発音や四声が間違っているとその都度、指摘してもらう機会を作った。
4.IPHONEのアプリ、語学プレイヤーを使って、発音や四声がわからない場合は0.5倍速にして確認。このアプリはオススメ。

中国語は発音、四声が難しい。シンガポールの小学校で子どもたちに、四声を教えるとき、先生が手をオーケストラの指揮者のように上げ下げをして教えると、子どもたちの頭が一斉にグルン、グルンと四声に合わせて回り出す。可愛い。

今では四声は随分身についたと思う。でも時間がたつと、覚えていた単語でも記憶から四声が消え、最後には日本語の音読みの発音と混同していることがある。そしたらまた覚え直し。