Get Things Right

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 hypothesize and infer, what is the difference ?

科学はまず仮説(Hypothesis)を建てる。その仮説はYes・Noで答えられる必要があり、実験などを通し、仮説に対してYesと言える証拠(事実)を探す。もしその仮説が実証されたなら、その実証された事実を基に、次は推論(Infer)することができる。つまり、hypothesizeは事実に基づくものではなく、inferは事実に基づく。それがhypothesizeとinferの違い。 (The answer is, the former is NOT based on facts but the latter is)

例えば、重い丸太と軽い丸太がある。同じ高さから転がせば、重いものは遠くまで転がるという仮説をたてる。そして実験を通して、その仮説が証明されれば、こんどは重い車と、軽い車で比較しても、重い車のほうが遠くまで進むという推論ができる。科学は仮説(Hypothesize)->実証(Evidence)->推論(Infer,Predict)というプロセスの積み上げである。

以上で述べたことは、Houghton Mifflin Harcourt社から出版されている小学校一年生のサイエンスの教科書に一番初めの章に記述されていることだ。 大学で経済を勉強していたとき、日英の教科書のレベルの違い(本質を記述する態度の有無)に驚いたが、今回は小学一年生の教科書に驚かされた。

日本では朝顔の観察という、絵を書く作業が理科と呼ばれていた記憶がある。実は、理科は科学(サイエンス)ではなく、作業と知識の吸収を目的とした、教えやすくテストしやすさに主眼があるものだったのだ。「真実を追求するプロセス」 という抽象度が高いものがサイエンス(科学)として、小学校一年生に教えられるだけの知的土壌は日本でまだないということか。

他方、サイエンス・マインドは、教わるわけでもなく、メタ認識なしに、子供の頃から備えている人は多数いる。好奇心旺盛な子供の頭のなかは仮説・疑問だらけ。ただプロセスとして言葉に落とし、仮説と疑問の違いを認識させていたほうが、賢い人はそのプロセス自体も知的対象として扱えるので、絶対に教育として教えておいたほうがよいと思う。なんにせよ、好奇心(仮説)が無い子供は、そのプロセス自体もテストのための記憶の対象にしかならないのは、変わらないのだから。