Get Things Right

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Net Meeting

ここでいっているNet Meetingはマクロソフトが出しているプロダクトのひとつ http://www.microsoft.com/windows/netmeeting/
ひとつののパソコン画面を多人数で共有ができる。

グローバル企業に分類される会社は社内イントラネットをグローバルに構築している。社内イントラネットとはインターネットと同じ機器を使用して構築された社内専用のネットワーク。これをグローバルに構築するとある共有ドライブを開けばそこはイギリスのサーバ、もうひとつはのドライブはアメリカのサーバにマッピングなどということができる(これはファイルサーバと言われる)。ドライブのマッピングだけならフォルダを作ってそこにドキュメントを保存するぐらいだが、ファイル形式でデータを保存するのではなくそこにデータベースを構築し、それぞれのローカルからクライアントアプリケーションでデータの読み書きをすれば(この場合データべースサーバといわれる)実質ひとつのアプリケーションを世界中で共有できる(グロバールアプリケーションと呼ぼう)。ここまではインターネットでもドライブサービスや、ネット上のアプリなどがあるので目新しいことではないが、グロバールアップリケーションはサポートする人がアジア、アメリカ、ヨーロッパにひとりづつ計3人いれば24時間体制で運用ができる。

つい最近3人のうち一人が抜け、新たに補充された人が近くに座リはじめた。ローカルでは誰もそのグローバルアプリの仕組みを知らないため、初日はただPCの前でメールを打っているだけに見えたが、いつの間にかグローバルアプリのサポートができるようになっていた。自分が驚いて「どうやって学んだの?」と聞くと「ヨーロッパでサポートしている人にNetMeetingで手取り足取り教えてもらった」とのこと。サポートも教育も地理的な違いを容易に克服するネットの利便性、そしてそれを当然のように使いこなす彼をみてグローバル企業の競争力はこんなところにあるんだなと思った次第。