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自分の時間管理術 The effective time management is dogged perseverance for time capitalization, by Yoshi 2009-Jan-05

毎月月初めにノートを開いて「改善メモ」をとる習慣がある。長年続いている習慣だが年初めは特別な感じがする。

大学を卒業してすぐ20代前半、時間管理についてあれこれ本を読んだ時期がある。理解したのは「時間管理」と言うものの時間は「管理」できるものではなく、管理できるのは「自分」であること。時間は有限で希少な資源だから優先順位をつけて使う必要がある。

優先順位のつけ方だが「重要・重要でない」、「緊急・緊急でない」と2次元のマトリックを作る。それから(1)重要で緊急、(2)重要でなくて緊急、(3)重要で緊急でない、(4)重要でなくて緊急でもないと順番を振り(1)から取り掛かる。(2)、(4)重要でないのなら切り捨てる決断も必要だ。決断とは「断つ(捨てること)」ことを「決める」と説く。 

もちろん上記作業、そして優先順位を覚えておくことは労力がいることなので細かい作業(メールの返信等)は「その場で直ぐ片付ける」ことで「やること」自体を消去する。特に「覚えておく」という作業は意識的に制御できない。だからコンピューターにファイルとして保存し検索可能な状態にしておく。具体的にはテキストデータとして保存(エクスプローラで検索)、ネット上に保存(グーグルで検索)、デスクトップ・メールボックス検索をインストールするなど。「検索」は「整理」という作業を挟まないための時間短縮術。

ちょっとしたことだがフォルダショートカットをタスクバーに置くとカーソルを合わせるだけ(クリックなしで)でフォルダ内を素早く閲覧できる。

何か学習する際は良い本を選ぶ、人に聞く、方法論で間違ったものを選ばない、隙間の時間を活用する等々、時間は目標を達成するたの資源。使い道にはいとまがない。目標も人によりけり。昔の上司は「人生太く・短く」とタバコをよく吸う人だった。

歳も30を越えると「何を効率的に行うか(フロー)」でなく「何を成し遂げたか(ストック)」も重要になってくると気づく。10年という時の重み、そして焦りが20代の視点に変化をもたらす。先に記述した時間管理術は全て前者、フローにかかわるものだ。後者、ストックは価値観の問題となる。

理想はフローとして楽しい時間を継続して消費し、且つストックして後々にも役に立つような資産・能力を構築できる時間の使い方。
新年快乐!!