Get Things Right

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hopscotch

地面に丸を書いて、丸の中を飛び回る子供の遊び。日本のけんけんぱに相当。

その他の遊びで、公園でひとりの子供がものを隠して、他の子供たちがそれを探すゲームをしていた。隠した子供は他の子供たちが、探し物の近くにいくと「Hot, hot, hot」と言い、離れると「Cool, cool, cool」という。Hot/Coolをそんな風に使うんだと妙に関心したのを覚えている。

シンガポールバイリンガルの国。ではどうやって2カ国語を習うかというと、日常では英語を使う。中国語は小学校から、科目として習う。鬼のように量の多い漢字練習の宿題。事業では、先生が読み上げる中国語単語を、生徒が紙に漢字で書き落としていく小テストが行われる。 随分と原始的だなと思ったが、要は覚えなければ始まらないのだ。テストというプレッシャー。そして後は使う機会。語学に「特別な方法」はないと改めて思う。覚えないと。そして使わないと身に付かない。

あんなに学校で漢字を習うのに、シンガポール人の漢字のレベルは高くない。書く機会がないのと、中国語では「音訓み」しかないので、漢字の意味を意識する機会が少ないからだと思う。英語は学校で読ませる、量が多いのでオーストラリア人、アメリカ人曰く、同じ小学校の学年なら、シンガポール人の方が上とのこと。

語学学習に限らず、ひとは「特別な方法」を追い求める。投資の方法、経済の予測、結婚相手の探しかた、起業•人生の成功など、「結果」に保証を望むものには。しかし、これらは因果関係をある程度見出すことができても、「結果」を保証することはできないたちのものである。そこを混同し、「方法探し」に埋没するだけでは、結果がついてこないのは当然。インターネットには「特別な方法」と称して「保証」を善意で提供し、それに寄り掛かって「安心」を得るだけで、人生を何度もおえられるだけの情報量が既に存在する。「安心」は一歩を踏み出すことに、役に立つが、「安心」そのものが不安な存在である人間にとって、目的として取って代わることは容易い。そうなれば麻薬のようなもの。