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 CASA Account

CASAとはCAがCurrrent Accountで当座預金口座。SAはSaving Accountの略で普通預金口座。

海外ではこの二つはあまり区別されていないため、あわせてCASA(カーサと発音) Accountと呼ばれている。日本では当座預金は利息がつかず資金決済専用で、普通預金は利息がつくと厳密に区別されているが、海外では当座預金でも利息はつき、普通預金でも小切手を発行してもらい決済に使用できるため区別が曖昧になっている。

銀行としてこのCASA ACCOUNTを提供していないと定期預金(Fixed Term Deposit)などの満期においてどう、顧客に資金を戻すかが複雑になる。具体的には小切手にして郵送したり、銀行間振込みで他の銀行に資金送金したりと。

海外では顧客の合意なしにCASA ACCOUNTを開設し、そこに自動的に移すというすることもある。解釈によってはCASA ACCOUNTも一つの銀行商品なので勝手に顧客に商品を売ったということも言えなくはない。ちょっとしたことが制度・法律の設計によって、その国がオフショアセンターとして海外からの資金を管理する国として利便性を備えているかに影響する。