Get Things Right

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2007-01-01から1年間の記事一覧

Saito and Sato, I always get both reversed

「佐藤と斉藤、いつもこの2つを取り違える」という意味。ミーティングの際、外部のコンサルタントがユーザの名前を間違えて佐藤さんと言ったときの言葉。自分も間違った単語を選んだときにSorryと言うだけでなく、自分の状況を明確に説明でたらよいと思う。…

ビジネスインテリジェンスとは(BI)  --SAS、SAP、コグノス、ビジネスオブジェクト、JavaEEの経験を踏まえて

IT

エンタープライズITとは売上げ、会計、取引データなど企業データをどのようにデータベースに格納し、どのようにしてビスネスに携わる人(監督官庁も含む)に提供するかということを考えることである。最初のデータを格納する部分だが、ストレージ(データを…

金融システムとは  What's financial system?

金融システムを守るために投じられた税金(公的資金)は46兆円をゆうに超えるという。そこまでして守る金融システムとは何であろうか。またなぜ守らなければならならなかったのだろうか。以下自分の現時点での理解を元に意見を述べる。金融の原義は金を融…

Is this way out?

こっちが出口?という意味。最初聞いたとき自分の頭の中では出口といえばexitだったのでとっさには意味がわからなかったのを覚えている。現在シンガポールに出張で滞在中。シンガポールは2008年には日本を外為金融で抜いていくとWikipediaには書いてある…

 長期・短期資金調達のインフラ (アジア通貨危機を踏まえて) The infrastructure to prevent Asian crisis, e.g. market for long-term bond finance, currency swap agreement between two countries

大学生時代のときだ。大学の授業が本格的に始まる前にその年の学費を納めなければならないのだが、その年はアジア通貨危機があった年。マレーシアが外貨送金を禁止したためマレーシアの友人は学費を払えない。大学側が学費納入の期限を延長して事なきを得た…

  discretionary bonus

Discretionary とは「自由裁量の」という意味。外資に入社して初めてボーナスをもらったときに、聞かされた言葉。「There is no magic formula, totally discretionary」 と上司が言っていたのが印象的だ。ボーナスが年初に決まっていないのは民間では当たり…

  Crossing Networks as the Source of Dark Liquidity Pool

A株が100円で取引されているときに、大口注文で110円の買いを取引所に入れば板には110円の所に大きな買い注文が表示される。現在は100円で取引されているのだから、110以下で指値をしていた売り手は指値を引き上げるであろう。またA株を大量に必要としてい…

価値と価格、そして Pricing and Valuation

あなたが100円でA社の株を買った。実現されたA株の価格は100円だ。実現とはA株の売り手と買い手が共通の価格で同意し、売買契約が実現した価格という意味だ。価格は実際に売買契約が成立しなければ存在しない。それに対し価値は売買契約が実現しなくとも…

階層構造とは (格差社会への入口入門その2)

経済は価値と価格の交換で成り立っているから、一つの価値しか見いだされない社会では富の一極集中を生み出す。たとえば資本主義。資本主義ではお金自体を増やすことがよいとされる。だからお金を増やす人に投資という形でお金が集中する。ただ実際にお金を…

touch wood

ITプロジェクトも佳境に入り、より経験豊かな優秀な先輩に実作業の概要を説明している最中であった。先輩が「トントン」と机をかるく叩くいたので「なんですかそれは」と聞くと「touch wood」と一言。木にふれると災いが避けられると信じられていることに由…

階層構造とは (格差社会への入口入門その1)

どんなときに階層構造ができるのだろうか。自分が属している組織は平社員→ Analyst → Associate(自分) → Vice President(略してVP) → director →Managing director (略してMD) →さらにMD→さらにMD→さらにMD→さらにMD→CEO兼ボードメンバーのよう…

金融システムの階層構造(ヒエラルキー)The hierarchical structure of financial system through account aggregation process

企業レベルでの資金決済に紙幣が使われることはほとんどない。多くの場合口座振替という形で行われる。同一の銀行内における100万の口座振替(口座番号1番が支払い、2番が受け取り)の場合は、ひとつのエクセルシート上に(口座番号と金額の2列)口座番号1番の…

 決済とは What is Settlement? -> resolve the relationship of debt and credit

2005年12月8日 みずほ証券がジェイコム株式の上場初日において誤って存在する株式の数以上の発注、約定したいわゆるジェイコム株大量誤発注事件を覚えているだろうか。なぜ存在しないジェイコム株が売買でき、それが決済されるのだろうか?結論を言えば①東証…

ビルトインスタビライザー(build-in Stabilizer)

消費税と所得税。同じように自分たちのお財布から余分にお金が取られていく社会の仕組みだが、それぞれ社会の中で異なる機能を担っている。所得税の場合、景気が悪く人々の所得が低いときは支払われる金額が少なくなる。つまり人々は少ない税額を支払い、割…

地方財政の悪化の原因とその処方

日本の景気はよくなってきているというがその恩恵を受けているのは都市部に集中し、そうでない地域との格差は夕張市の財政破綻が示すように拡大している。経済は価値と価格の交換で成り立っている。よって地方の衰退とは地方が提供できる価値に誰も価値を見…

 The Impact of Digital Economy on Sovereignty (Digital Money Impact)

家電量販店(ビックカメラ、ヨドバシカメラなど)にはポイントサービスがある。ポイントがカードに貯まっていれば現金をもっていなくても商品が買える。この場合決済に日本国が定めている通貨、円(Legal tender) でなくポイントという貨幣(Medium of Exchang…

 なぜ株式投資はもうからないのか 保田 隆明 (著)

図解 株式市場とM&Aを読んでからのファンでありはM&Aや株式のことについて分かりやすくブログで語られている人が書いた本。前半部は機関投資家に対して個人投資家負っているハンディについての記述。後半はITがもたらす個人投資家のempowermentの可能性、…

Net Meeting

ここでいっているNet Meetingはマクロソフトが出しているプロダクトのひとつ http://www.microsoft.com/windows/netmeeting/ ひとつののパソコン画面を多人数で共有ができる。グローバル企業に分類される会社は社内イントラネットをグローバルに構築している…

資本主義経済における富の創造とその分配 株式市場編

富の分配(富を貨幣によって取得できる購買力と考える)は資本主義経済では大きな問題となる。すべての人は人として尊厳を維持しながら生きていく購買力を最低限保障されるべきであり、このことはたとえ自分で貨幣を獲得する能力のない人にも当てはまる。自…

現在価値(Net Present Value)とは

投資案件の損得勘定で書いたことは現在価値(Net Present Value略してNPV)という概念が基となっている。現在価値とは今日の100万円と明日の100万円を比較するため、明日の100万円を今日の価値に換算したあとの数字である。もちろんそこには今日の100万円の価…

Turn Over Rateにみる外資の合理性

先週金曜日に来週のランチの約束をしていた同僚が本日限りで首になったことを知らされた。Turn Over Rateとは人が部署内で変わっていくレート、つまり離職率のこと。外資系に移ってやはり驚いたのはこの離職率が非常に高いことだった。 自分が入社した年はIT…

Javaスレッド完全制覇

Javaスレッド完全制覇 (標準プログラマーライブラリ)を読了。アマゾンのコメントにもあるように読みやすかった。こんな感じでストレスを感じず本がいつも読めたらいいね。 実務でスレッドのプログラムを組んだことはないが、マルチスレッドプログラムについ…

投資案件の損得勘定 

3月12日午前9時、100万円投資し、1年後100万円のリターンが得られる投資案件(投資案件Aとおく)に佐藤さんが投資をした。その結果佐藤さんは一年後100万円投資を手にすることができた。彼は得をしたのだろうか?それとも損をしたのだろうか?答えは佐藤さ…

Can you copy me?

外資系に転職したその日メールを書いていて上司にいわれた言葉。 そのときは意味がわからず聞きなおしたが「CCに自分のアドレスをも入れといてね」という意味。 CCはカーボンコピーだからかと後で納得。ビジネス英語ってこうものかと強く印象に残ったフ…

成長の成果は不連続にやって来る トレッドミル編

昨年の6月頃からジムに通い始め、最初の三ヶ月は7km/hで20分。一度怪我をした後は6km/h強で走りづづけ早10ヶ月経過。 先週突然7.6km/h強で40分走ることができるようになった。大学時代にも2年間ほどジョギングをしていたが、そのときも同様に走るスピードが…

お別れ会

今日大学時代の友人が別府に転居するということで集まりがあった。 そこで隣の人がITの社会にたいするインパクト全く大したことはないという38歳の方がいたので羽生名人の高速道路の話をしてみた。話してみて感じたことは、Webのインパクトは情報のア…